シンクレイヤ、連結可能で省スペースでも設置できる合体変形型光スプリッタモジュールを販売開始(25.2.26)

シンクレイヤ(株)(愛知・名古屋市、山口正裕社長)は、集合住宅や大規模施設など棟内の光回線化を簡単・低コストで実現するデバイス「光スプリッタモジュール」を開発し、販売を開始した。オープン価格。

光スプリッタモジュールは設置作業現場での取り回しを考慮した機器デザイン設計により、省スペースでの設置が可能なため、戸数の多いオフィスビルや集合住宅での活用が見込める。

狭いMDFなどへの設置を想定し、設置作業性を高める工夫を凝らした。光スプリッタ本体とホルダー部分が独立しているため、あらかじめ取り付けておいたホルダーにワンタッチで着脱することが可能。そのため、手元で光ファイバーケーブルの接続作業が行える。別売の磁石とスペーサーの使用により、複数の光スプリッタモジュールを連結でき、まとめての着脱も可能だ。設置するスペースに応じて本体の取り付け方向を2通りから選択できるため、狭いスペースにも無理なく製品を取り付けることができる。 見た目と手触りでわかりやすく、作業者の負担を減らす設計も行った。IN端子(光入力端子)と1~4端子(光出力端子)に段差が付いているため、入力と出力が判別しやすい。