4K Prunus/ 8K Prunus 新バージョンリリース
さくら映機(株)(東京・港区、吉田智晃代表)は、ノンリニアビデオ編集システム「4K Prunus」の最新バージョン「2.0.0.2」、「8KPrunus」の最新バージョン「2.0.1.0」をリリースした。従来の堅牢・最速のコンセプトはそのままに、制作現場の実践的なフローに即した新しい機能が搭載されている。
■ 4K Prunus Ver2.0.0.2の主な新機能
12G-SDI/HD-SDIの同時出力 (HD搭載モデルのみ):
4K編集中の映像をリアルタイムにHD映像にダウンコンバートしてSDIから常時出力する。色域変換にも対応しており、HLG編集中でもSDRの品質を確認しながら編集を進めることができる。また、オール4K製作で放送のみHDの場合には、HDモニターで最終品質を確認しながら効率的に作業を進めることができるようになった。
HD編集モードの新設:
4K解像度の編集のみだった「4KPrunus」にHDモードが新設された。4Kプロジェクト、HDプロジェクトどちらの解像度でもタイムラインを作成して編集をすることができる。
HEVC素材対応:
GoProなどのアクションカムやドローン、スマートフォンのカメラ、カムコーダーなどに採用されている4K HEVC(MP4/MOV)のリアルタイム再生・編集に対応その他、(株)ラムダシステムズのテロッパーと連携し、エディターから直接インポート・更新が可能になった。また、オーディオ周りではVU・ピークメーターのUIも再設計・実装されている。
■ 8K Prunus Ver2.0.1.0主なアップグレード
複数オーディオトラックのグループ化:
複数オーディオトラックを束ねるグループ化機能を搭載した他(32ch対応)、「22.2chラウドネス測定・調整」に対応。Stereo、5.1ch、22.2chの同時計測や調整が可能となるなど、1台構成のターンキーモデルの利便性がさらに向上した。
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