NTT東日本、上尾市の小学校への出張授業で「ネット安全教室」を開催(22.7.15)
東日本電信電話(株)埼玉支店(埼玉・さいたま市、市川泰吾支店長、以下「NTT東日本」)は、出張授業「ネット安全教室」を上尾市立大石小学校で7月12日に開催した。同教室の開催は県内初。
NTT東日本では、2006年度よりCSR活動の一環として 「次世代のICT社会を担う子どもの育成」を掲げ、社員が東日本地域の小学校などへ講師として訪問し、インターネット上のコミュニケーション方法やマナーをテーマにした出張授業「ネット安全教室」を開催している。
パソコンや携帯電話でインターネットを使う子どもたちが増えるとともに、ICT時代ならではのトラブルも増加している。トラブルを防ぐためには、子どもたち自身のスキルアップや知識の習得が求められている。
当日は、NTT東日本 埼玉支店の社員が講師となり、インターネットの基本的なルールやマナー等についてアニメーションを使用して、事例を交えて、一緒に考えながら授業を行なった。
詳細は以下のとおり。
■開催概要
(1)開催日時 | 2022年7月12日(火)
4校時(11:30~12:15)、1,4,5組 |
(2)開催場所 | 上尾市立大石小学校 (埼玉県上尾市小泉9-28-2) |
(3)開催方法 | 会議室から各教室へのオンライン配信授業 |
(4)参加者 | 小学6年生(153名/5クラス) |
(5)講師 | NTT東日本 埼玉支店 社員 |
(6)内容 | シチュエーションに応じて「対面」と「インターネット上」での対話を使い分け、トラブルを防ぐための上手なコミュニケーションのしかたをアニメや実技などを通して学ぶ。 |
【授業内容】
① 授業のコンセプト
パソコンやタブレット、スマートフォンや携帯電話の利用を禁止する「べからず教育」ではなく、子ども自身がトラブルを未然に防ぐ判断力を養えるように教える。
②カリキュラム(小学校 高学年~中学1年生向け)
方針:インターネット上のコミュニケーションについて、より具体的な対処方法や判断能力を身につける。
構成:小学校高学年になると、さまざまなインターネットのサービスを利用するようになり、それに伴いコミュニケーショントラブルも増加、多様化していく。
見習い忍者の「ドタ助」と「しのぶ」がインターネットの使い方を学ぶアニメーションを使用し、事例を交えて、一緒に考えながら授業を行う。
1) アニメーション視聴(順次視聴)
2) インターネット上での会話について考える
3) SNSの注意点について学ぶ
4) インターネットの課金について学ぶ
5) 個人情報について考える
6) ネット依存について学ぶ
7) まとめ
《当日の模様》