JX通信社、AIリスク情報配信サービス「FASTALERT」の「リアルタイムAPI」機能を大幅にアップデート(21.6.29)
(株)JX通信社(東京・千代田区、米重克洋代表取締役)は、AIリスク情報配信サービス「FASTALERT(ファストアラート)」が提供する「リアルタイムAPI」機能を大幅にアップデートした。これにより、災害ビッグデータだけでなく、旅客インフラの遅延や停電情報、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19、以下新型コロナ)情報など社会リスクビッグデータを扱えるようになる。
従来から「FASTALERTリアルタイムAPI」が提供してきた自然災害速報、火災速報、ライフライン速報、通信障害・システム障害速報、新型コロナ・ワクチン関連統計情報に加え、新たに鉄道運行情報、バス運行情報、航空便の運航情報、フェリー・客船の運航情報、高速道路情報、停電情報、新型コロナ感染場所(事例)情報を追加。
今回のアップデートで、誰もが知りたい旅客インフラの遅延や高速道路の混雑関連情報などを、WEBサービス・アプリに簡単に組み込めるようになった。
これにより、同社は各サービスの「デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」「カスタマーエクスペリエンス(CX)の向上」等、企業価値を高める活動に貢献していく。
「FASTALERT リアルタイムAPI」は既にYahoo!JAPAN、LINEニュース、FNNプライムオンラインなど、各種サービスに導入が進んでおり、その活用事例はWEBサイトで公開している。
・FASTALERT 導入事例
https://fastalert.jp/realtime-api
■FASTALERT(ファストアラート)について
AI(人工知能)がSNSから災害、事故、事件などのリスク情報を収集し配信するWebサービス。2016年9月のリリース後7ヶ月で、全ての民放キー局とNHKで採用。各局ニュース番組における「視聴者提供」動画定着の原動力になった。2018年の日本新聞協会 技術開発奨励賞を受賞。 現在はSNS緊急情報サービスでシェアNo.1の業界標準として全国の大半のテレビ局や新聞社に採用されているほか、警察、消防、自治体、一般企業でも幅広く導入実績がある。
■JX通信社について
JX通信社は、データインテリジェンス領域に特化したテックベンチャー。
国内の大半の報道機関のほか官公庁、インフラ企業等にSNS発のリスク情報を配信する「FASTALERT」、一般消費者向けの速報ニュースアプリ「NewsDigest」、自動電話情勢調査などのサービスを提供。新型コロナウイルス感染症をめぐっては、国内でいち早く2020年2月16日より国内感染状況の統計をまとめた「新型コロナウイルス感染状況マップ」を公開し、各報道機関・メディア・研究機関にも情報を提供している。