池波正太郎原作『鬼平犯科帳』『仕掛人・藤枝梅安』映画化決定、3/12主演発表(21.2.12)
「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画放送(株)(東京・千代田区、杉田成道社長)、 (株)NTTぷらら(東京・豊島区、永田勝美社長)、スカパーJSAT(株)(東京・港区、米倉英一代表取締役執行役員社長)の3社は共同で、日本を代表する時代小説家、池波正太郎(1923-1990)の代表作『鬼平犯科帳』と『仕掛人・藤枝梅安』を、それぞれ新たに映画化することを発表した。
『鬼平犯科帳』の主人公、火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵と、『仕掛人・藤枝梅安』の主人公、鍼医者と殺し屋の二つの顔を持つ藤枝梅安に新たに挑む、主演俳優2名は、3月12日(金)午後1時より行われる製作発表会で初披露する。発表の模様は、時代劇専門チャンネルで生中継(スカパー!無料放送)するほか、時代劇専門チャンネルの公式YouTubeチャンネルおよび公式Twitter、LINE LIVE映画・テレビチャンネルでも無料生配信予定。
『鬼平犯科帳』『仕掛人・藤枝梅安』は、『剣客商売』と並んで池波正太郎の“三大シリーズ“に数えられる傑作長篇で、ともに時代小説の金字塔として、長年にわたり多くの読者に支持されている。原作者・池波正太郎の没後30年を経て、いまなお世代を超えて多くのファンを魅了する国民的人気シリーズの新映像化プロジェクトがいよいよ幕を開ける。
『鬼平犯科帳』 「鬼の平蔵」こと火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物(罪人の捕縛)を扱った物 語。1967年から『オール讀物』(文藝春秋刊)での連載が始まり、池波が他界する1990年まで 23年にわたって135作が発表された。累計発行部数3,000万部に迫るロング&大ベストセラーで、過去に幾度もドラマ・映画・漫画・舞台化。映像作品では、八代目松本幸四郎(初代松本白鸚)をはじめ、丹波哲郎、萬屋錦之介、中村吉右衛門といった名優が長谷川平蔵を演じてきた。 |
『仕掛人・藤枝梅安』 殺し針で人知れず悪を葬る「仕掛人」としての裏の顔を持つ鍼医者・藤枝梅安の活躍を描いたハードボイルド作品。1972年に『小説現代』(講談社刊)で第1作が発表された途端、端正に描き込まれた江戸の暗黒街の仕組みや定法、独自に創案された用語、庶民の日常とのコントラストが圧倒的な支持を集め、その年の読者賞を獲得。以降1990年までの間に20作が発表された。映像作品では過去、緒形拳、田宮二郎、萬屋錦之介、小林桂樹、渡辺謙、岸谷五朗が主演を務めた。 |
<原作 池波正太郎> 時代小説家、劇作家。1923年、東京都出身。60年『錯乱』で第43回直木賞を受賞。以降、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』に代表される武家物などを世に送り出し、人気を博す。77年、その精力的な作家活動が評価され吉川英治文学賞が贈られ、88年には菊池寛賞を受賞。90年、急性白血病のため67歳で永眠。武士から町人まで、普遍的な“人の営み”や江戸の闇の世界を描いた作品の数々は広く大衆に愛され、多くの人々を魅了し続けている。 |
<原作情報> 池波正太郎『鬼平犯科帳』(文春文庫・全24巻) 池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』(講談社文庫・全7巻) |
■3月12日(金)、新たな「鬼平」、 新たな「梅安」発表
池波正太郎原作 『鬼平犯科帳』『仕掛人・藤枝梅安』 映画化決定
製作発表 記者会見
【日時】
2021年 3 月 12 日(金)午後1時~2時(予定)
【生中継・ライブ配信】
・時代劇専門チャンネルにて生中継(午後1時~2時) ※スカパー!無料放送(CS292)
・インターネットライブ配信 ※無料
(時代劇専門チャンネル公式YouTubeチャンネル、同公式Twitter、LINE LIVE映画・テレビチャンネル)
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