時代劇専門チャンネル、史上初の8K時代劇「帰郷」(原作:藤沢周平、主演:仲代達矢)の制作を決定(19.7.12)
「時代劇専門チャンネル」(日本映画放送(株)、東京・千代田区、杉田成道社長)は、チャンネルオリジナル時代劇第20弾にして、史上初となる8K時代劇「帰郷」(原作:藤沢周平、主演:仲代達矢)を制作することを決定した。
本作では、2015年にスカパーと時代劇専門チャンネルが共同制作したオリジナル時代劇「果し合い」に続き、主演・仲代達矢、監督・杉田成道という日本の映像史に名を残す豪華タッグが、4年の時を経て再び実現する。
主演は、巨匠・黒澤明監督「影武者」「乱」や小林正樹監督「切腹」をはじめ、日本が世界に誇る名作に数多く出演するなど、日本映画史を体現する役者・仲代達矢。その役者人生において、アメリカ・アカデミー賞、世界三大映画祭(カンヌ、ベネチア、ベルリン)のすべてで出演作が賞を受賞するなど、国内のみならず海外でも圧倒的な存在感を示す仲代達矢が、86歳を迎えた今、自身の役者人生の全てを懸けて本作に挑む。
■史上初!雄大な自然を背景に“8K撮影”で挑む股旅時代劇
美しき日本の原風景を描いた藤沢周平。「帰郷」の舞台となるのは信州・木曾福島。日本の原風景ともいえる木曾の山深い里を舞台に物語は展開される。仲代達矢演じる主人公は老いた渡世人、宇之吉。若かりし頃、訳あって木曾福島を出奔した宇之吉は、流浪の旅を続け、病に倒れた旅の空で見た風景に故郷への思いをはせる。老い先を悟った宇之吉は、木曾福島へ。寄る辺のない故郷。しかし、やがて宇之吉は故郷に守るべき存在を見出します。すべてを捨てたかに見える宇之吉の静かにそして熱く燃える心の炎。決してヒーロー然としていない老渡世人、宇之吉を主人公にした、藤沢周平ならではの股旅ものの傑作が、史上初の“8K時代劇”として、令和の時代に映像で蘇る。
【作品概要】
原作:藤沢周平 「帰郷」 文春文庫『又蔵の火』 所収
主演:仲代達矢
出演:常盤貴子
北村一輝 緒形直人 谷田歩 佐藤二朗
出演:田中美里 前田亜季 /三田佳子 橋爪功 中村敦夫
監督・脚本:杉田成道
脚本:小林政広
音楽:加古隆
撮影監督:江原祥二
企画・プロデュース:宮川朋之(時代劇専門チャンネル)
プロデューサー:秋永全徳(時代劇専門チャンネル 足立弘平(松竹)
制作:時代劇専門チャンネル 松竹株式会社
公式サイト:https://www.jidaigeki.com/kikyo/
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