NTTドコモ、5Gの新サービス創出に向けた「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を提供(19.1.9)
(株)NTTドコモ(東京・千代田区、吉澤和弘社長、以下ドコモ)は、20年の商用サービス開始を目指している第5世代移動通信方式(以下5G)において、18年2月21日より「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」を提供する。
同プログラムは、18年1月5日現在、すでに453の企業・団体が参加を表明しており、同社はプログラム参加企業・団体に対し、18年4月より5Gの技術検証環境を無償で提供する。
同プログラムは、パートナー企業・団体に対し、5Gの技術や仕様に関する情報の提供や、パートナー間の意見交換を行う5Gパートナーワークショップの場を提供するもの。
同社が常設する5G技術検証環境においては、5Gの実験基地局装置や、実験移動局に接続する映像伝送機器などを、パートナーに対して無償で提供する。18年4月にまずは東京都内に開設し、その後も順次拡大を検討していく。
パートナーとなる企業・団体は、同プログラムへの参加を通じ、20年に先立ち一早く5Gを用いたサービス構築や検証が可能となる。高速・大容量、低遅延、多数の端末との接続といった5Gの特徴を活かして、自社のサービスの品質向上や新たなサービスの創出に活用できるようになる。
同社はこれまでもパートナーとの協業を通じ、東京スカイツリー周辺やお台場エリアの「5GトライアルサイトTM」にて、5Gの利用シーン創出に向け取り組んでおり、今後も、同プログラムにさらなる企業・団体に参加してもらうことで、多様な業界のパートナーとの連携を強化し、5Gの新たなサービス創出に向けた取り組みを加速させていくという。