スカパー、JAXAより「光データ中継衛星のバス運用に係る業務」を受注(17.8.2)

スカパーJSAT(株)(東京・港区、高田真治社長、以下スカパーJSAT)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(東京・調布市、奥村 直樹理事長、以下JAXA)から、「光データ中継衛星のバス運用に係る業務」を受注した
「光データ中継衛星システム」は、宇宙空間(高度 約1,000km以下)を周回する複数の観測衛星や宇宙ステーション等が地上局と通信を行う際に、静止軌道上(高度 約3万6,000km)にある光データ中継衛星を介して光回線を用いて通信を行うシステム。これまでは、JAXAのDRTS衛星が電波を用いて通信を行なっていたが、DRTS衛星後継機としてJAXAが開発を進め、2019年度に打ち上げ及び2020年度に運用開始が計画されている光データ中継衛星では光回線を介したシステムとなる。スカパーJSATは、この光データ中継衛星の衛星バス運用(範囲:運用前の準備、及び衛星バスの運用・維持管理)を受注した。
スカパーJSATは、これまでにもJAXAの超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の運用を受託(2012年~)しており、本年で6年目を迎える当該衛星の運用を通じて、着実にJAXA衛星の運用経験を積んできている。