グラスバレー、4K/HD対応オールインワンレコーダー「T3シリーズ」発売(24.11.7)

グラスバレー(株)(兵庫・神戸市、竹内克志代表)は、放送局、ライブイベント、企業向け制作のために設計された最先端の4K/HD対応オールインワンレコーダー「T3シリーズ」の発売を正式に発表した。

同製品は、T2 4Kシリーズの上位モデルとして開発し、日本国内では9月より販売を開始している。従来モデルに比べて20%の小型化を実現しながら、大幅な性能向上を実現し、12G-SDI、M.2 NVMe SSDストレージ、2.5GbEネットワーク、USB 3.2などの充実したインターフェースを搭載。スタンドアロンでの運用が可能で、放送局、ライブイベントや企業向け制作における幅広いニーズに応えるという。4Kでは最大2チャンネル、HDでは最大3チャンネルの収録・再生が可能で、Grass Valley HQX、Apple ProRes、Avid DNxHR/HD、Sony XAVC/XDCAMを含む多様なフォーマットに対応することで、制作環境やプロジェクトの要件に応じた柔軟で効率的な制作・運用を実現するとしている。

T3シリーズについては、日本での発売に続き、12月からグローバル市場でも展開する予定。さらに同社では、11月13日(水)~15日(金)に千葉・幕張メッセで開催される「Inter BEE 2024」にて、T3シリーズの実機展示およびデモンストレーションを実施。会場では、日本の放送局、ライブイベントや企業向け制作ソリューションとして、その柔軟性と操作性を直接体験できるとのこと。