ソフトバンクグループ、まちづくりを加速させる道路通行量データ「トラカン」提供開始(23.9.4)

ソフトバンク(株)子会社で、位置情報を活用したビッグデータ事業を手がける(株)Agoop(東京・渋谷区、柴山和久社長 兼 CEO)は、調査したいエリアの道路通行量を網羅的かつスピーディーに分析できる統計データ「トラカン」の提供を、10月上旬以降に開始する。


「トラカン」は、日本全国の主要道路における上り・下り別から細街路まで、位置情報を基に道路1本ずつの実態をきめ細かく捉えた通行量データ。移動手段(徒歩・自転車・自動車)や速度、移動方向、性年代ごとの時間帯別通行量を、平日・休日に分けて把握することが可能だ。
新店舗の出店調査や競合分析、都市計画のための実態調査・分析業務の効率化、DX(デジタルトランスフォーメーション)によって、利用者の意思決定をサポートする。

【概要】
■「トラカン」の特長

・日本全国の道路通行量を把握可能
日本全国の主要な国道・県道をはじめ、細い生活道路の通行量も確認可能。また、自社店舗や出店候補地周辺だけでなく、競合店周辺などの通行量・特性も把握できる。そのため、現地調査で発生していた手間やコストの削減にもつながる。


・ 多角的な分析を実現
移動手段(徒歩・自転車・自動車)や速度、移動方向、性年代ごとの時間帯別通行量を確認できる。また、月別の通行量から季節ごとの変化も把握可能で、多角的な分析に活用できる。


・「マチレポ」や自社データと組み合わせて分析可能
来訪者を分析できる「マチレポ」と組み合わせて利用することで、人の滞在と移動のどちらも把握ができる。また、データを取り込んで、自社のGISやPOSデータと組み合わせた分析に利用可能。これにより、売上予測や需要予測などに活用できる。


■提供開始時期
2023年10月上旬以降
※提供開始日はAgoopのウェブサイト(https://agoop.co.jp/)で案内。

■「トラカン」の詳細
https://agoop.co.jp/service/traffic-count-data/

■Agoopについて
Agoop(アグープ)は、位置情報ビッグデータを活用する先進的企業であり、スマホアプリから大量の位置情報・センサー情報を集積して独自の技術で解析することで人の動きを見える化し、「流動人口データ」などのビジネスに新しい視点をもたらす価値ある情報を提供している。

Agoopの「流動人口データ」は、同意を得たユーザーのスマホアプリから収集される位置情報データを、秘匿加工を行った上で提供しているもので、これまでにさまざまな企業や自治体の支援を行なっている。高精度かつ鮮度の高い情報を分析・活用することで、日々変化する人の動きを把握することが可能となり、街づくりや観光振興、災害対策、商圏分析などにおいて、正しい意思決定を迅速に行うことができる。